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ストーリー・設定のメタフィクショナルな部分はよくまとめ上げたものだと感心した。しかし面白かったのはなんといっても佐藤浩市が演じる売れない役者。彼の鬱陶しいノリとか、ショボさがたまらなかった。
まったくの赤の他人が死を前にして棺おけリスト(死ぬまでにやりたいことのリスト)をひとつひとつ消していく。いつの間にか自分を縛り付けていたものから離れてみると、本当に大切なものが何か見えてくる。
笑いあり涙ありで大変面白かった。回想にしては回想シーンが長いなあと思ったけど、回想で過去を説明しているのだから仕方がない。大阪弁ネイティブじゃない人の大阪弁には違和感を感じたので、竜雷太は完璧だった。
Harry Potter and the Deathly Hallows (Harry Potter 7)(UK)
600ページ超の原著を2ヶ月にわたって読み終えることが出来たのは物語の魅力とiPhoneのおかげで片手で辞書が引けたことに尽きます。米文学を専攻していた大学の時でもこんなに長い英語の本は読まなかった。
チョコレート工場の秘密 - Charlie and the ChocolateFactory【講談社英語文庫】
ウィリー・ウォンカの生い立ち話はない。原作を読んで、映画の方の映像化とウンパルンパの歌のすばらしさを再認識させられた。そんなに長くなくて英語も平易なので(英語で小説を読んでみたい人には)おすすめかも。
久しぶりにポール・オースターを読んだ。この作品は短めの中編という感じで、偶然が偶然を呼ぶ彼の長編が好きな者としては物足りなかったし、初期のミニマルで観念的な作品とも違うのだけど、まあ悪くないです。
『「便所の落書き以下」と書きたかったので読んだ』と書こうと読む前から決めていた。確かにその通りなんだけど、すごいと思うのは(内容が嘘でなければ)実際にこの人生を生きた人がいるということだ。でもくだらん
犯罪者とは言えども、ひとりの人間の生死に関わらないといけないのは苦痛以外の何者でもないだろう。日本でも裁判員制度がはじまってしまったので、いつ自分がその決断を迫られることになるかわからない。
メディアは今でもそう。落としておいて持ち上げるか、持ち上げといて落とすかの違いだけ。自分たちの仕業に平気で同情を寄せたりする。冷静な対応は見事としか言いようがない。この本は読むべき。
ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ第六巻 上下巻2冊セット (6)
これまでのような手に汗握る展開でぐいぐいと引き込まれるというよりは、静かな、暗い雰囲気から目を離すことが出来ずに読み進めてしまうという感じがした。裏切りによって大切な人が死に、ハリーが決意する。
ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)
これまでで一番長くて、これまでで一番読み応えがあって、これまでで一番面白かった。特に終盤の手に汗握る展開と、静寂の中で真実が明らかになっていく対比が見事。映画で見ていたのが悔やまれるほどでした。
ホグワーツに行くまでが長いといつも感じるのだけど、今作は特に長くて、でも最後まで読めばきちんと伏線が張られているのでした。後半はヴォルデモートが復活し、手に汗握る展開に一気に読まずにはおられなかった。
映画を見ていたからか、シリウス・ブラックが出てくるの遅すぎ!とか思ってたけど、後半は一気に読まされました。徐々に過去が明らかになってきて、これは次の巻、次の巻、と読んでしまいますね。
読みながら映画のシーンを思い出したりして、楽しむことが出来た。とにかく読書スピードが快適でいくらでも読むことが出来る感じ。ドキドキハラハラ、とまでは感情移入出来ないけども、十分に楽しい。
トロントの映画館では時差ぼけで途中寝てしまったし、昔奥さんが買った原著は途中で投げ出してしまった。ハードカバーはかさばるということで落ち着いた携帯版。すらすら読めておもしろいな。こりゃ読んでしまうわ。
とにかくすごすぎる。世代的には僕よりも少し上になるのだけど、同じ大阪に育ったとはいえ、このようなことはなかった。とはいえ、エピソードのいくつかは似たようなことあったような。。事実はおもしろい。